籐家具の張替えや修理とリペアで座り心地を向上
「籐(とう)」はヤシ科トウ連の植物で、英語では「ラタン」と呼ばれています。
木や竹とは違った質感・風合いを持つため、籐を使った家具や小物は人気があります。
籐家具は柔らかさと軽さを兼ね備えつつ、高い強度を持っています。
籐は木や竹よりも曲げに強いため、家具材として使用する際は曲線を描くことができ、なめらかな曲線は籐が持つ大きな魅力です。
籐家具はアジアンリゾートの雰囲気を感じることもでき、室内の雰囲気を変える役割もあります。
籐家具の日頃のお手入れは布での乾拭きを行ない、シミや汚れは薄めた中性洗剤を含ませた布で拭き取ります。
お手入れが簡単であるというのも籐家具の魅力で、丈夫なので長く使えます。
丈夫ではありますが家具として使い続けているとどうしても故障する箇所がでてきます。
例えば籐の座椅子は座面や背もたれなどは籐以外の素材が使われていることも多く、劣化した座面の張り替えが必要になります。
籐を傷つけないように張り替える必要がありますし、張り替え方や修理の仕方によっては家具の寿命を縮めることになりかねません。
座面の張り替えには技術が必要になるためプロの修理・リペアサービスを利用された方が籐を長持ちさせられます。
籐家具の張替えや修理とリペアをすればエコにもなりますし、買い換えるよりも安くつくので出費を抑えられます。
長年使って座り心地が良くなった座椅子などは、座り心地を損なわないように修理・リペアすることでさらに長く使えるようになります。
籐を使った家具は塗装を施しており、塗装によって表面をなめらかに触り心地が良いものになっています。
経年によって塗装は次第に落ちていきますので、表面がざらついたり触り心地が低下していきます。
再塗装することで触り心地の良さを回復させ、ざらつきなどを修復することができます。
籐家具を長持ちさせるには日ごろから乾拭きなどでお手入れしていただき、不具合が生じた場合は家具修理の専門家に修理・リペアをご依頼ください。