木ダボ
ねじを使うことなくパーツの接合を行うことができるというメリットを抱えている木ダボは、締結力に優れたアイテムです。
ねじの金属部分を見せることなく接合ができるため、見た目の美しさを演出することができるパーツとしても重宝されています。
材質は木であり、接着剤との組み合わせによって、非常に強固な接合を演出することができるようになっています。
木ダボは水分を吸収することによって膨らむ特徴を有しているため、木ダボの穴に接着剤を入れて利用することによって、脱落の防止にも役立っています。
DIYでも積極的に利用されるパーツの一つとなっており、ドリルでの穴開けさえ正確に行えば、密着度を高める接合が実現できるようになります。
但し、接合の際に上から押しこんだり軽くたたいて密着度を高めなければ、隙間があいてしまう場合もあるため、正確な組み立てを行う場合にはコツを心得ておくべきです。
これだけ強固な接合を実現できるアイテムである木ダボは、誤って接合してしまうと修正が難しいという特徴も併せ持っています。
一度挿入した木ダボは、引き抜くためには強い力で引き抜く必要があります。
どうしても抜けない場合は、木ダボを切断して、同じ個所に穴をあけて再度木ダボを挿入するのが、本来の機能を果たすことができる手段となります。
家具によって長さの違う木ダボを使用することによって、重量に対する強度を保つことができ、安全に使用するためのアイテムとしては非常に大きな役割を担っています。
